鈴鹿店

皆様こんにちわ！！
ブログ上ではお久しぶり、鈴鹿店中村です。
最近徐々に暖かくなってきたおかげか、店頭がにわかに活気づいてきました！
…というように「急に」という意味合いで「にわかに」という表現を使います。
つまり、「にわか雨/にわか雪」というのは「いきなり降ってくる雨/雪」ということです！
わかったかいユウさん？
それはさておき、
きっかけは、こないだのインプレッサ(ほぼ)まるごと買取だった…
そのとき、コンピューターを4つ買取したんですが、
そもそもコンピューターってなんじゃらほい？？
とＴ君に尋ねられました。
仕方がない！
説明しよう！！
そもそもコンピューター(ECU)とはエンジン回りの制御を行う部品なのだ！
エンジン回転数がいまいくつだから、燃料をこれだけ出して～とやってる部品なわけですな。
だけどもだけどっ
オール純正の状態で最適なパフォーマンスをするように設定されている為、例えばマフラーやエアクリーナーを換えると必ずしも最適な設定にならないことも…
吸排気系のチューニングの基礎の話になりますが、
エンジンの出力(引いてはトルク≒加速タイム)を強化するためには、
・よりたくさんの空気を取り込む(→エアクリ等のインテーク強化、ターボチャージャーの導入)
・より高い圧力で空気を圧縮(これは現実的に難しい)
・より大きい筒(エンジンシリンダー)を用いて沢山空気を爆発させる(→ボアアップ)
・排気の流れをスムーズにし、より早く排気できるようにする(→マフラー・触媒の交換)
と言った方法が挙げられます。
そこで、前回あげたマフラーの交換やエアクリの交換が手頃なカスタムになってくるわけですが、一つ問題点が。
空気の取り込む量を増やし、燃料噴射量は据え置きそのままだったらどうなるでしょう？？
そう、燃料が薄まるんです。
燃料が薄くなるとどうなるか。使いきれなかった酸素が悪さをします。
自然発火の原因になる為、エンジン内部が高温になります。
ともすればエンジンの焼き付きやマフラーパイプの熱変形といった原因になることも…
という訳で、取り込む空気の量を変えたら燃料も変えて理想的な比率(空燃比)を作らないとマズイよね☆
じゃあ燃料はどうやって変えるんだっけ？？
そう！コンピューターを調整しないといけないわけです！
そのコンピューターチューニングの方法ですが、大きく分けて3つに分けられます。
①別の制御装置をかましてメインコンピューターをだます(→サブコン)

②現在搭載されているコンピューターを書き換える(→フラッシュエディター)

③コンピューター自体を換装する

という訳でまとめましょう！
・エアクリやマフラーを換装しただけでは本来の性能を発揮できない！
・場合によっては車にダメージを与えることも！！
・コンピューター書き換えは理想的な空燃比を保つために必要不可欠！
ということで今回はこれにて！！