ホイールズ千葉野田店
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ホイールズ千葉野田店 ★実験してみました☆
こんにちは。オガフです。
早速ですが、今日はちょっとした実験をしてみました。
皆さんタイヤにあるこのマークはご存知でしょうか??
これはタイヤの軽点を示しており、タイヤの一番軽い箇所をマーキングしてあります。
もう一点赤いマークがありますが、それはユニフォミティマークと言いタイヤの縦方向の一番硬いポイントです。
今回は軽点についてちょっとした検証をしてみました。
タイヤをホイールに組み付ける際に基本的には黄色の軽点マークとホイールのエアーバルブの位置を合わせて組み付けを行います。
その理由としてはバルブ=+αの重量がある部分という観点からタイヤの軽い部分とホイールの重い部分を合わせる事により少ない数値でバランス調整を行えるというものです。
ですが・・・
まず一つ本当にエアーバルブの位置が一番重い箇所なのか?
エアーバルブ装着用の穴もあるので実際の所はどうなんでしょうか?
うーーん。頭で考えてもわからないので実際に試してみました。
内容・・・軽点をいろいろな位置で組み付けてホイールバランサーでウェイト取付量の差を測定してみました。
1.基本通りエアーバルブの位置に軽点を合わせて測定
バランサーにかけてみます
イン側に20g アウト側に25gの取付指示がでました。
2.時計廻りに90度軽点をずらしてみました。
バランサーにかけてみます
イン側に20g アウト側に20gの取付指示がでました。
3.180度軽点をずらしてみます
結果は・・・
イン側に25g アウト側に0gの取付指示がでました。
4.反時計回りに90度ずらします
気になる数値は
イン側に25g アウト側に25gの取付指示がでました。
結果としてはエアーバルブの反対位置に組み付けた際の数値が一番低かったですね。
何故このような結果になるのか?
それはタイヤが真円ではない事が理由でしょうか。
タイヤもホイールも丸に見えますが実際は綺麗な丸ではありません
極端にいうと凸凹してるんですね。
ホイールバランサーに掛けて回っている所を見ると良くわかるんですが、上下左右に振動してるのが分かります。
これは避けて通れない製造工程上で出るばらつきといった所でしょうか。
実際はどの位置で組みこんでもバランス調整は出来るので問題ないんですけどね。
ちなみにタイヤメーカーやモデルによっては軽点の表示が無い場合もあります。
特に海外メーカーに無い場合が多いです。
理由としては日本国内ではこのバルブ位置に軽点を合わせるのがデフォルトなんですが、海外ではあまり重要視していない事が有ります。
今回の結果でもわかったかと思いますが、軽点を合わせる=最適なバランス位置というわけではないからですね。
更に細かい話をすると、一番重要なのはバランスの数値ではなく全体の真円度を上げる事だとも言われています。
タイヤの組み付けには位相合わせというものがあります。
タイヤ組み付け位置を何度も調整し綺麗にタイヤが回転する位置で組み付けるといった方法です。
かなり熟練の技が必要な方法ですが乗り心地含め快適に走行できるようになるとの噂です。
普通に街乗りで使う場合はここまでの精度は必要ではないと思いますが、サーキット走行する事が多い方はこの【位相合わせ】調べてみてください。
今回はちょっとした検証をしてみました。
また夜に記事をアップいたします★
ではまた。