鈴鹿店
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鈴鹿店 ホイールってどうやって作るの??
皆さんこんにちわ!
中村です!!
店舗の配置換えをしているときに、もり君がグノーシスを見て、
Q「こんな細いスポークで重量支えられるの??」
とつぶやいておりました。
A「鍛造だ。問題ない。」
と答えておきました。
というわけで今回は、ホイールの製法に関するお話。
そもそもホイールの主な素材である、アルミ合金なのですが、
始めからホイールの形をしたまま発掘されるわけではありません(当たりまえ!!)
アルミの塊に何らかの加工をしてあの形にしているわけです。
さて、どうやってあの形をつくりあげているのでしょう?
金属を成型する方法は大きく分けて3つの手段があります。
①溶かして固める(鋳造)
②潰して変形させる(鍛造)
③ひたすら削る(切削・削り出し)
それぞれ詳しく見ていきます。
①型に溶かしいれる方法を鋳造というのですが、作り方はとっても簡単!
予め作っておいた型に溶かしたアルミ合金を注ぎ込んで冷やして固めるだけ!!
平たくいえばバレンタインチョコ作るのとほぼ同じ手法です。
ワタシにバレンタインチョコください!!(←アラサー男子の悲痛な叫び)
金型を先に作っちゃえばバシバシ作れるのでコストパフォーマンスが高いのが利点!!更に金型の自由度が高いのでさまざまな形のホイールができます!
ただし、製法上どうしても強度にムラがでますし、凝縮もできない。
すなわち繊細なデザインのホイールが作れないのが欠点です。
②潰して変形させる方法ですが、素材に熱を加えて柔らかくした状態でプレスする方法(熱間鍛造)と常温のままプレスする方法(冷間鍛造)に分かれます。
素材を圧縮しているため、より薄くて軽いホイールを製作できるのが強みです。
ただし、押しつぶすという製法上どうしても複雑な形が作れないこと、コストがかかるのが難点です。
③削り出しですが、ホイールのような大きい製品だと珍しいです。
作り方はプレスし、強度を高めたアルミの塊をひたすら削る!以上!
強度とデザインを両立させることができますが、数がまだ少ないです。
リールの世界ではありふれた工法なんですが。
超々ジュラルミン製マシンカットギア搭載とかセルテートの伝統みたいなもんですし。
ホイールを選ぶ際にはデザインを取るか、軽さを取るかで製法を選んだほうがいいですよ!というお話でした。