UP GARAGE

タイヤ選びのコツ

01

まずはタイヤを購入するときに注意する点をお話します。
タイヤにはそれぞれ製造年月日が記載されているのです。これを見落とすと、製造年月日が古いものを購入してしまう場合があります。
タイヤはゴムでできているので、使用していなくても、時間が経てばたつほど劣化していってしまいます。その劣化をなるべく避けるためには、製造年月日が新しければ新しいほど、購入してから長持ちすることに繋がります。
また、古い未使用のタイヤをどのように店で保管していたかということも重要です。倉庫で大切に保管されていたのか、店頭にずっと並べられていたのか、でも、劣化具合が違ってきます。
タイヤはそれほど安いものではないので、同じ値段を出すのなら、出来れば最高の状態のものを購入し、長持ちさせたいものですね。
タイヤの状態、製造年月日、保管状況を確認し、購入を決めると安心でしょう。
また、ネットで購入する場合は、製造年月日が古いものが届けられる場合もあります。購入前に、製造日などについて問い合わせてみることも大切でしょう。
知らずに古い劣化したものを届けられ、長持ちしづらくなってしまうと残念ですので、そのようなことのないよう、お得に買い物をしましょう。

02

タイヤは冬になるとスタッドレス、夏になるとノーマルタイヤに交換することが多いですね。この場合、使っていないタイヤをどう保管するかによって、タイヤの寿命を大きく変えてしまいます。
せっかく買ったタイヤなのだから、きちんと保管して、長持ちさせたいですね。車ショップなどで有料で安全かつ確実に保管してくれるサービスもありますが、確かに確実ですが、ちょっと費用がかさんでしまいます。
自宅で保管するとなると、なかなかスペースを確保出来ず、乱雑に積み上げることになるのではないでしょうか。
この場合、ホイール付きであれば、横積みでも縦積みでも構わないのですが、ホイールなしの状態だと、縦にするとタイヤの重みで変形してしまいます。横積みで、更に下のタイヤに負担がかかりすぎないように適度にタイヤの順番を移動させるといいでしょう。
また、積み重ねる場合空気を少し抜いておくと、圧が下がり、負担がかかりにくくなります。
さらに、タイヤが剥き出しの状態で保管してしまうと、熱や紫外線などの刺激で劣化が進んでしまいます。必ず保護するシートをかぶせて、タイヤを熱や雨、紫外線や大気汚染などの刺激から守ってあげましょう。
ちょっとしたタイヤを守る心がけひとつで、タイヤの寿命を大きく伸ばすことができるので、努力したいですね。

03

車に装着しているタイヤも、熱や水に弱いことには変わりません。出来れば、運転しない時は車庫にしまったり、駐車場に止める場合も、日陰を選ぶようにすると長持ちしやすくなります。
逆に毎日外に出したままで、日光を浴び、雨風にもふきざらしの状態だと、タイヤのゴムは劣化しやすくなってしまいます。ひどい時は1年程度でひび割れが起きてしまうことも有るので、気を付けましょう。
また、洗車の際も、タイヤを洗剤で洗わないようにすることも大切です。そしてお湯ではなく、必ず水で汚れを落とすようにしましょう。
走行中も、タイヤのことを考えずに無理な急ハンドルや急ブレーキをかけるのは良くありません。タイヤをすり減らしたり、傷みが生じたりしてしまいます。摩擦によっても劣化していってしまうので、常に安全運転で、落ち着いてブレーキやハンドル操作を行うことを心がけるといいでしょう。
タイヤ保管の際も、紫外線カットシートなどを利用して、タイヤを紫外線から守る工夫を行ったり、コンクリートの上に直接置くのではなく、段ボールやシートを置いたうえに重ねるようにすると熱からも守ることが出来ます。
屋根がないベランダなどで保管する場合は、車庫や物置で保管するよりも外からの刺激を受けやすいので、少しでも長持ちさせるよう、努力しましょう。

最近のコラム一覧

PAGETOP